WordPress 4.7 がおそらく来週リリースされます。
(リリースされました)
ここでは、 WordPress 4.7 のアップデートにおいてハマりそうな注意点を挙げておきます。
Codex にも順次変更点等が反省されていっているので参考に。
注意点など
REST API Coming now!
何度も「今度こそコアにマージされる」と言われ続けていたものの先送りにされていたWP REST APIが今度こそマージされました!
https://wordpress.org/plugins-wp/rest-api/
今後、REST APIの利用にこのプラグインは不要になります。
一方で、WordPress 4.7 では Disable REST APIなどを利用して REST APIを無効化することが出来なくなりました。
今後このプラグインは「ログイン無しでのPOSTを無効化する」プラグインとして機能するようです。
通常はそこまで気にする必要はないかもしれませんが、REST APIはアップデートすると強制的に有効になるため、場合によっては「表に出るべきでないコンテンツがAPIで表に出てしまっていないか」など、サイト作成者、プラグイン作成者等共に十分に確認する必要があるかもしれません。
なおコメントについて、WP-REST-APIでは「誰でもコメントはPOST出来る」と話題になっていたことがありますが、4.7 では明示的に rest_allow_anonymous_comments フィルターで許可してやらなければデフォルトでは401になる模様。
また、今回よりREST-API Handbookが登場しています。
なお、WordPress 4.7, 4.7.1 のREST-APIには重大な問題があり、4.7.2にて修正されています。ご注意ください。
Twenty Seventeen
毎度おなじみ、新テーマのリリースです。
Twenty Seventeen にはスターターコンテンツというデフォルトコンテンツが含まれるようになりました。
新しくサイトインストール後にカスタマイザーを開いた際や、既存のサイトのカスタマイザーやテーマプレビューでTwenty Seventeenを選択した際に上記画像のようなコンテンツが挿入され、そのまま保存すると固定ページとして作成されるようです。
(画像はプレビューを表示した際には保存されている模様)
既存の固定フロントページの設定やウィジェット、メニューを無視して設定するようなので注意が必要です。
(使わないように選択しても固定ページ生成されるようなので自分で削除する必要がある模様)
なおこのスターターコンテンツの挿入判定、fresh_siteというオプションがtruelyでカスタマイザーを開いた際の模様。
投稿やページの公開、カスタマイザーやウィジェットの操作が行われるとfresh_siteではなくなります。
現時点で生成される固定ページは
- お問い合わせ
- ブログ
- ホームページ
- ホームページセクション
- 会社概要
の5ページ、
メニューが
- Social Links Menu
- Top Menu
の2つ。Social Links Menuのリンク先は@wordpressやexampleになっています。
ウィジェットは
- サイドバー
- テキスト (アクセス)
- 検索
- テキスト (このサイトについて)
- フッター
- テキスト (アクセス)
- フッター2
- 検索
- テキスト (このサイトについて)
のようになっています。サンプルページと合わせて放置されることも少なくない気がします。きちんと消しておきましょう。
(参考: 通り雨に濡れるのも )
※これらの翻訳は変更になる可能性があります
また、Twenty Seventeenでは従来のヘッダー画像に加えてヘッダーに動画を使用することが可能です。推奨解像度がとても大きかったり容量の大きな動画を使うべきでなかったりわりと難しい気もします。
なお、WordPress 4.7 ではユーザーの言語とサイトの言語を分けることが出来るようになっているのですが、スターターコンテンツはそれを開いた管理者の言語で生成されます。Twenty SeventeenのCSSはサイトの言語に影響されるので……orz
※ starter content は add_theme_support( 'starter-content' ) で他テーマでも利用可能……なんだけど fresh_site の判定条件があるから使いにくそう……
利用可能なコンテンツはget_theme_starter_contentを参照
[追記] 将来的にはShowcaseとかにも影響するらしい……?
PDF サムネイル
WP4.7 ではPDFのサムネイルが生成されるようになりました。
メディアライブラリや添付ファイルのページでサムネイルが表示されます。ただし、これを利用するにはサーバーでImagickが利用可能である必要があります。
WP_Hook に関する変更
WordPress のフックを司る周りの仕様が大幅に変更になりました。その為 $wp_filterを直接触るような一部のプラグイン(主にドロップイン)が問題を起こす場合があります。
自分はbatcacheでハマりました。
ユーザーごとの言語
上記にもあるようユーザーごとに言語が変更出来るようになりました。
言語判定でエラー起こしているプラグインがある気がするのだが……
Bogoの言語設定は連動してる模様。多言語化プラグインによっては対応していない可能性があるので要確認。
その他、変更など
変更とかなんとなく。
テーマ周り
今回のアップデートではテーマ周りに色々な改良・機能追加が行われています。
カスタムCSS
もうカスタムCSSのためにプラグインを入れる必要はありません。カスタマイザーを開いてそこに書くだけで簡単なCSSカスタマイズは出来上がりです。
Feature Proposal: Better theme customizations via custom CSS with live previews
フィルターもかけられます。
ヘッダービデオ
Twnety Seventeen でも使えるようになった動画ヘッダーはもちろん自分のテーマでも利用可能です。
カスタマイザーのショートカット
カスタマイザーのプレビューからカスタマイズしたい項目を選択。
実は今までも出来てたんですが……視覚的にわかりやすくなりました。
テーマ階層、関数、フック
テーマ階層にNon-Asciiな文字のスラッグでも使えるようになったり、 get_theme_file_uri 関数、{$type}_template_hierarchy フィルターが使えるようになったりしました。地味に便利。
New Functions, Hooks, and Behaviour for Theme Developers in WordPress 4.7
投稿タイプテンプレート
固定ページのテンプレート同様、投稿タイプ用のテンプレートを用意することが出来るように。(include post)
その他、カスタマイザーの様々な新機能など
マルチサイト周り
一部の関数が置き換えられたり非推奨に
キーボードショートカットの明示
ビジュアルエディタのキーボードショートカットが各項目に添えて表示されるようになりました。OSのメニュー同様に。
正直Macのキーボード記号は分かりにくいんだけど……w


Custom Bulk Actions
いわゆる「複数の項目に一括で」適用するやつ。一括削除みたいなのをカスタム作成できるようになりました。
PHP 7.1 対応
PHP 7.1 が WP 4.7 より先にリリースされる。というかもう明後日。
WP コアは基本的に4.7で対応できている模様。テストもパスしてる。
プラグインによっては対応していない場合があるので要確認。
(対応してください)
PHP 7.1 へのアップデートの際はバックアップを忘れずに。
ざっとこんな感じ。
その他、Field Guideはこちら。
おかしな点などあれば連絡ください。
では、開発者の皆さん、是非4.7 リリース前にテストを済ませておいてください。(といってる当人がしていない)
Thanks Helen as lead! WP 4.7 is very very good!
WordPress 4.7 RC1のダウンロードはこちらから。
WordPress 4.7 のダウンロードはこちらから。
アップデート後に問題が発生しましたか?フォーラムの4.7 アップグレードに伴う既知の問題とその解決方法もご覧ください。
